こんにちは。
みぴたです!
特に初めての育児はがむしゃらで、闇雲で、悩んでいるうちにいつの間にか育っていた、なんてことが多いのではと思います。
私が勤めていた保育施設では多くの乳幼児をお預かりしていました。
今回は、成長過程で保育士が特に確認しているポイントと触れ合い方(遊び方)を紹介します。
子どもの成長過程を見える化することで、子どもの成長を実感できます。
子どもによって大きな個人差がありますので、あくまで目安と考えてください。
保育士は子どもの発達について勉強していますが、配属先は保育所・幼稚園等の施設の種類により担当する子どもの年齢は様々です。今回紹介するポイントは、新しく配属された新人に、先輩が伝えているポイントをまとめたものなので、少し難しく感じられるかもしれません。
首は定頸(ていけい)し、寝返りをしたり、見えた物や欲しいおもちゃをしっかりつかんだりします。他にも人の顔や体験した事を記憶する能力も発達します。
運動
生後5ヵ月頃になると仰向けで足をつかんだり、つかんだ足を口へ入れたり、自発的な寝返りをしだすこともあります。
腹ばいでは肘を突っ張ってしっかり上体を起こせるようになったり、お腹を中心に左右に回ったり、飛行機姿勢になったりします。
また、腰を支えると座れるようになります。(←ここ重要)
バンボとは、ベビーソファ(チェア)です。これ↓
- 抱っこの代わりにBumbo!
- 洗濯物を干す間にBumbo!
- お風呂場で大人が体を洗う間にBumbo!(滑らないよう注意)
- 調理中にBumbo!
- 離乳食をあげる時にBumbo!
手先の操作
この頃になってやっと見た物と触れた物が同じだと分かるようになります。
自発的に手を伸ばし、物をつかみ、手指を開ききり、手のひらでつかみ左右の手にい持ち替えることができます。
色々な物を両手で口に持っていきます。(誤飲に注意)
ガラガラを「振ったら鳴る」と認識して、特定のおもちゃの遊び方が分かるようになります。
おもちゃにハンカチをかけてあげると隠れているおもちゃを探すことができます。
社会
しっかり認識されるということで親としては嬉しい反面、後追いで子育てがより大変になってくる時期でもあります。
自分から相手に呼びかけるように声を出したり、見知らぬ人が来るとジッと顔を見て(初めて見るな~)と表情が変わります。(人見知りの始まり)
親が無表情だと泣く、というように、相手の表情や声のトーンへの関心が強くなります。
言語
生後5ヵ月頃といえば、離乳食が始まりますね。
口唇が発達し、発声できる音も増えます。
あやされた時や相手をしてもらいたい時にも声を出します。
声を出すことで、「嬉しい」「気に入らない」といった簡単な意思表示をするようになります。
「ダイダイ」「ウプウプ」「ングング」等のリズミカルな音節を繰り返したり、「ム」等の、息が鼻から抜ける音が出始めます。
ふれ合い方(遊び方)
この時期のポイントは、特定のおもちゃの遊び方が分かること、寝返りができ始めることです。
誤飲は本当に注意です。
今まで物を口に入れることなんて無かったのにある日突然入れています。(物を掴めるようになり、離乳食に向けて唾液が増えるという兆候はあります)
- 特定のおもちゃの遊び方が分かるので、操作するおもちゃはおすすめです。
- 体の回りにブロックを置いて手づかみを促して遊んでも楽しいです。
- じぃじ、ばぁばは人見知りされる可能性が高いので、いきなり抱っこしたり距離を近づけるのではなく、おもちゃを渡したり、おもちゃを介して遊ぶようにしましょう。
ということで、今回は、【保育士が着目】0歳5ヵ月の発達の目安とふれ合い方(遊び方)、でした。