こんにちは。
みぴたです!
特に初めての育児はがむしゃらで、闇雲で、悩んでいるうちにいつの間にか育っていた、なんてことが多いのではと思います。
私が勤めていた保育施設では多くの乳幼児をお預かりしていました。
今回は、成長過程で保育士が特に確認しているポイントと触れ合い方(遊び方)を紹介します。
子どもの成長過程を見える化することで、子どもの成長を実感できます。
子どもによって大きな個人差がありますので、あくまで目安と考えてください。
保育士は子どもの発達について勉強していますが、配属先は保育所・幼稚園等の施設の種類により担当する子どもの年齢は様々です。今回紹介するポイントは、新しく配属された新人に、先輩が伝えているポイントをまとめたものなので、少し難しく感じられるかもしれません。
運動
生後1ヵ月になると筋肉がしっかりしてくるので、手足を活発に動かしたり伸ばしたりできます。
寝ていると首の向きを自由に変えたり、体にかけてあるタオルケット等は蹴り飛ばしたりすることができるようになります。(親はまたか泣くやつです(´;ω;`)ウゥゥ)
この時期に発達を垣間見る運動があります。
- 初期起立・・・体幹を支えて足底を床に着けると、刺激が支持反応を誘発し、立つかのように両足がのびる。
- 自動歩行・・・初期起立の姿勢で体を少し前に倒すと、歩いているかのように足を交互に踏み出す。
※まだ首は座ってないので、無理に試さない方がいいです。
- この時期は指を開いたり閉じたりしたり、触れた物を握るようになるので、ガラガラを手に持たせると5秒くらいは持つようになります。
- 音の聞こえる方向に顔を向けたり、ドアの閉まる音なんかの物音にビクっと反応したり、大人の口の動きをまねるような動作もあります。
- 物や顔をジッと見つめることもあり、視界は約30㎝まで見えています。
社会
- 心地いい時に一人笑いすることがあります。
- この時期には涙を流して泣くようになります。
言語
- 大人が語りかける時は、語尾のトーンが上がる方が反応しやすいです。
- この時期は話をするように声を出すことがあります。
- 喉がまだ閉じているので、息を吐くと同時に「ンー」と小さな声が出たり、喜ぶと「ンーンー」と声を出すこともあります。
ふれあい方(遊び方)
この時期は母親の体力を回復すべき時期です。
ホルモンバランスも崩れ、感情の起伏が激しくなるガルガル期という現象さえあります。
子どもとのふれあいも大切ですが、母親の体調をまずは確認しましょう。
この時期は握力によってはおもちゃを少し持てるようになったり、あやすとニコっと反応することがあります。
とはいえ、まだ生まれて数十日しか経っていません。
- 「アー」「ンー」「クゥー」などの声を発するようになるので、「そうだね―、クゥーだねー(*‘ω‘ *)」というような感じで、声を繰り返すといいです。これが会話の始まりになります。
- この時期もスキンシップはもちろん大切なので、頬っぺたや足先をツンツンしたり触ってみて触れ合うのもいいです。
- 1ヵ月になると外出ができるようになるので、10分でも、30分でも、大人がしんどくない程度で外気浴(散歩)を始めると気分転換にもなります。
- また、物を眼で追いかける追視が始まる時期にもなってくるので、大人が子どもの顔の前でガラガラやおもちゃを左右に振ってあげるといいでしょう。
ということで今回は、【保育士が着目】0歳1ヵ月の発達の目安とふれ合い方(遊び方)、でした。