こんにちは。
みぴたです!
特に初めての育児はがむしゃらで、闇雲で、悩んでいるうちにいつの間にか育っていた、なんてことが多いのではと思います。
私が勤めていた保育施設では多くの乳幼児をお預かりしていました。
今回は、成長過程で保育士が特に確認しているポイントと触れ合い方(遊び方)を紹介します。
子どもの成長過程を見える化することで、子どもの成長を実感できます。
子どもによって大きな個人差がありますので、あくまで目安と考えてください。
保育士は子どもの発達について勉強していますが、配属先は保育所・幼稚園等の施設の種類により担当する子どもの年齢は様々です。今回紹介するポイントは、新しく配属された新人に、先輩が伝えているポイントをまとめたものなので、少し難しく感じられるかもしれません。
運動(首がすわる)
生後4ヵ月頃になると体全体がたくましく、しっかりした体つきになってきます。
仰向けにした時に、左右対称の動きができるようになり、体の中心で両手や両足を触れ合わせることができるようになります。
腹ばいにした時には、両腕で体を支えて上半身を起こすことができるようになります。
赤ちゃんを仰向けの状態から両腕をもって体を引き起こすと、これまでは首を持ち上げることができませんでしたが、首がついてくるようになります。
手先の操作
4ヵ月頃になるとガラガラ等のおもちゃを手に握って眺めたり、舐めたりするようになります。
また、体のそばにある物を自発的に手を伸ばしてつかむこともあります。
顔にかかったハンカチを手で取り除いたり、唇の形を変えて顔の表情を変えたりします。
舌を出すことが好きな赤ちゃんも多いです。
社会
4ヵ月頃になると、自ら相手に微笑みかけたり、意識的に声を出すようになります。
鏡を見ると不思議そうな顔をします。
乳児には『自分』という意識がなく、他の人と区別がついていません。「見る」「聞く」「叩く」「触る」「掴む」という体験を通して、物は手に取って持つ事ができる、など認知を得て様々な能力を獲得し「自分」と「自分以外の物」「自分とお母さん」など、自分を1つの個体として認知するようになります。
いないいないばあっ、で大人が顔を出すのを待つようになります。
言語
2つ以上の音がつながる喃語が出るようにあります。
「あん」「ばば」「ナンナン」「マンマン」等同じ音節を繰り返し発声するようになります。
また、声に抑揚をつけて、甘えたり嬉しさを表現することもあります。
ふれ合い方(遊び方)
この時期のポイントは、あやすと笑うことです。
スキンシップは引き続きしっかり楽しみましょう(親が(*’▽’))
- 上にも書いていますが、いないいないばあっ!が楽しめるようになります。
- 上にも書いていますが、親が舌を出すマネをすると、赤ちゃんも舌を出すことがありますので試してみてください。
- ハンカチを顔にかぶせると手で取れるようになるので、試してみてください。
参考(乳児健診)
3~4ヵ月頃には乳児健診があります。
身体測定以外にも、股関節の開き方、脱臼の有無、首の座り、音への反応、引き起こしの反応(首のすわり)、追視、あやすと笑うかといったようなことを確認します。
これまで記載しているような発達の程度を見られるものです。
不安なことがあれば相談できる機会なので、必ず受けましょう( ˘ω˘ )
ということで、今回は、【保育士が着目】0歳4ヵ月の発達の目安とふれ合い方(遊び方)、でした。