こんにちは!みぴたです(*’▽’)
皆さんふるさと納税はされていますでしょうか。
前回はオススメのおむつ返礼品について調べてみました。
年収400万円なら約3万円分、500万円なら約5万円分、600万円なら約6万円分が寄付できます。
ふるさと納税の実質負担は2,000円ですが、楽天市場でふるさと納税を行い、お買い物マラソン期間中や5と0のつく日などのキャンペーン期間に購入すれば、2,000円分以上のポイントがすぐについてしまい、負担が無くなるどころか逆に得をしてしまうというとんでもない制度です。
今回はそんなふるさと納税を行う上で気になる寄付上限シミュレーションの紹介です。
(出展:楽天市場)
ふるさと納税サイトの寄付上限目安表を見て疑問に思った子育て世代は多いと思います。
- 夫だけ働いている世帯はどこに当てはまるのか?
- 子どもが小さくて中学生以下だとどこに当てはまるのか?
- 子育て世帯はいくら寄付できるのか?
今回は、実際に育児関連品のふるさと納税を行っている私が、各サイトの寄付上限シミュレーションに実際に数字を入力しながら、子育て世帯の寄付上限額を計算してみます。
先に結論を言ってしまうと、①と②に当てはまる子育て世帯は以下の表の【夫婦】になります。
(出展:ふるさとぷらす)
- ふるさと納税に興味がある
- 子育て世帯
- シミュレーションに興味がある
- 寄付上限がよく分からない
寄付上限額を計算する上での注意点5選
今回は実際に5つのサイトで寄付上限額を計算してみましたが、特に子育て世帯はここが迷うポイントかなという注意点がありましたのでまとめました。
(控除上限額+2,000円)=寄付上限額
シミュレーションサイトを使っていてこんなことがありませんか。
ふるさと納税は寄付を行った金額から2,000円を引いた金額が、翌年支払うはずの税金から引かれるという制度です。
例えば、40,000円を寄付すると、翌年の税金が38,000円引かれます(控除されます)。
つまり、以下の2つのことが言えます。
- 寄付上限額(自己負担2,000円含む)は40,000円
- 控除上限額(自己負担2,000円含まない)は38,000円
サイトによってどちらの計算をしているかよく確認が必要です。
(控除上限額+自己負担2,000円)=寄付上限額
金額に影響を受ける子どもは16歳以上
シミュレーションを行う上で子どもの人数を入力することが多いです。
入力した後こんなことがありませんか。
実は、ふるさと納税を行った年の12月31日現在の年齢が16歳未満(15歳以下)の子どもは控除額に影響がないため、計算に含みません。
つまり15歳の子どもが何人いてもふるさと納税の金額には変わりがありません。
出展:さとふる
- ふるさと納税は翌年に支払うはずの税金を前払いする制度です。
- 支払うはずの税金が色んな制度で先に低くなっていると、ふるさと納税で引けなくなるので、どんな制度を利用してるかの計算をしています。
- 子どもが16歳以上だと扶養控除という制度が使えていて(所得から一定額が控除され税金を計算する時に使う所得が低くなっている)、すでに税金が低くなっている可能性があります。
- 子どもが15歳以下だと扶養控除は適用されていませんので、ふるさと納税の計算には影響がありません。
- その代わりに児童手当が支給されています。
配偶者控除を受けているかで金額が変わる
シミュレーションを行う上で配偶者の有無を選択することが多いです。
これは、配偶者が働いていて、給与収入が140万円未満だと配偶者控除を受けていて、税金が安くなっています。
また、140万円以上201万円未満だと、配偶者特別控除で段階的に少しずつ安くなっています。
- 配偶者控控除を受けている=税金が安くなっている=寄付上限(控除上限)金額が下がる
- 配偶者控除を受けていない=税金が安くなっていない=寄付上限(控除上限)金額が上がる
- 配偶者の給与収入が201万円未満の場合は、念のため、配偶者控除を受けるものとして、「夫婦」を選択しておくと無難(共働きを選択すると寄付上限(控除上限)金額が実際の金額より上がって見える可能性がある)
出展:さとふる
生命保険料控除も金額に影響を受ける
シミュレーションを行う上で丁寧なサイトは生命保険料控除の額を入力することがあります。
生命保険に入っていて、会社の年末調整で生命保険料控除を申請していると、税金が安くなっている場合があります。
- 生命保険料控除を受けて税金が安くなっている=寄付上限(控除上限)金額が下がる。
- 生命保険料控除を受けていない=寄付上限(控除上限)金額に影響はない
シミュレーションサイトはあくまで目安
シミュレーションをする上では所得を入力する必要があって、源泉徴収票なんかを見て入力しますが、源泉徴収票の金額は去年のもの。
本当は今年の寄付上限額は今年の所得で計算する必要があります。
つまり正確な数字は入力できないので、あくまで目安として考えておき、低めに設定しておくのが無難です。
シミュレーションサイトの比較結果
というわけで、いくつかのシミュレーションサイトに実際に入力してみましたので、ご紹介します。
金額がいくらかというより、各サイトで金額がいくら違うかを見てください。
楽天市場
楽天市場のシミュレーションでは以下のとおりでした。
寄付上限額ということなので、控除される金額はここから2,000円引いた金額になります。
かんたんと詳細で大きく差がありますね。
- 寄付上限額=68,000円
- 控除上限額=66,000円
- 結果の詳細に税金の還付時期の記載があって安心
出展:楽天市場
さとふる
さとふるのシミュレーションでは以下のとおりでした。
寄付上限額ということなので、控除される金額はここから2,000円引いた金額になります。
- 寄付上限額=68,000円
- 控除上限額=66,000円
- より正確に入力するためには市役所から送付される税額通知から数値を入力する必要があるが、6月以降でないと入手できない(今回は未入力)
出展:さとふる
ふるさとチョイス
ふるさとチョイスのシミュレーションでは以下のとおりでした。
「控除上限額」と記載されていますが、説明を読むと、「控除上限額の43,000円まで寄付ができ、41,000円分が所得税や住民税から還付・控除されます」と記載されているので、金額は「寄付上限額」のことです。
- 寄付上限額=70,103円
- 控除上限額=68,103円
- 税理士事務所への相談ダイヤルが設定されていて親切
出展:ふるさとチョイス
ふるなび
ふるなびのシミュレーションでは以下のとおりでした。
寄付上限額ということなので、控除される金額はここから2,000円引いた金額になります。
- 寄付上限額=71,800円
- 控除上限額=69,800円
出展:ふるなび
ふるさとぷらす
ふるさとぷらすのシミュレーションでは以下のとおりでした。
寄付上限額ということなので、控除される金額はここから2,000円引いた金額になります。
- 寄付上限額=70,103円
- 控除上限額=68,103円
- 控除の仕組みの解説がかなり専門的に記載されていて玄人好みな印象
出展:ふるさとプラス
まとめ
いかがでしたでしょうか。
寄付上限額は68,000円~71,800円と幅がありました。
実際の計算はふるさと納税をする年の金額で計算され、前年の収入から下がる可能性もあるので、一番低く出た金額をベースに、少し低めに(例えば65,000円)設定するのが無難と思います。
- 源泉徴収票を手元に用意して計算する
- 結果は「寄付上限額」か「控除上限額」かどちらの金額か確認する
- 15歳以下の子どもの人数は金額に影響なし
- 配偶者が働いていない場合は「夫婦」を選択
ということで今回は、【子育て世帯×ふるさと納税】寄付上限額(控除上限額)シミュレーションサイトごとの違い、でした。